皆さんお久しぶりです。
6月28日と29日、例年通り、全国大会が開催されました。
倶楽部昭和的には、全国大会は見るもので、出るものでは無かったのですが、先日の神奈川県大会で、団体形の出場権を得る事が出来たのです。AN先生が仕事の都合で、出場出来なくなった関係で、ドンが駆り出されたり、自主的に会場を借りて練習したり、この約2ヶ月弱の間色々ありましたが、無事出場にこぎつけました。
会場の東京体育館です。開場前に記念写真。雨がパラついてきました。
開会式は2日目(29日)の昼に行われるのですが、とりあえず28日も一度並びます。
ウチの道場のオレンジのTシャツは目立ちます。師範が撮影しているのが見えたので、カメラ目線ですが、緊張しまくっている上、神奈川の看板の後ろに立つ重みを感じています。
ちなみに、この日の神奈川の代表はこの4人だけでは無くて、団体組手のメンバもいらっしゃるのですが、まだいらしていなかったのか、この場にはいらっしゃいませんでした。
こんな感じの会場です。完全に飲まれまそうです。コートの数も県大会の2倍。
私達のコードでは5チームが団体形を演じました。
出場順位は5番目。手前の妙にキレキレのチームの形はなるべく見ないようにしていましたが、プレッシャーが半端ありません。
ドンは海外で別の流派で修行していたときもふくめて、一度も奥様が応援に来た事が無かったそうなのですが、今日は晴れ舞台。奥様と娘さんが応援に来てくださいました。
これはドンの娘さんが撮影してくださった写真です。良い写真です。有難うございます。
それで、内容はと言えば、過去2週間程度を振り返っても、こんなに下手だった事は無いというくらいミス連発でした。「オリンピックには魔物が住んでいる」といわれますが。それの縮小版でしょうか?完全にこの雰囲気に飲まれました。確かに私達はこんな大きな大会初めてです。私は中学生の頃とかにはあったような気がしますが、もはや覚えていません。
以上、色々反省点もありますし、もう全国大会に行くことも無いのかも知れませんが、また行くぐらいのつもりで益々頑張って行きたいと思います。
忙しい中、朝早くから応援に来て下さいました道場の皆様ありがとうございました。
とまぁ、ここで私達の「最初で最後」と言われている全国大会は終わりなのですが、ウチの道場の鉄則にある「形だけの出場は認めない」に反しています。
そんな事言われても、組手の出場権は得て無いのだから仕方無いだろうとか思っていたら、支部対抗戦という枠があります。支部単位で、予選なしで出場出来ます。そんなわけで、鉄則に従い、その支部対抗戦の組手に出場しました。形の試合のすぐ後です。
ちなみに、支部対抗戦は「ヤバイ」と言われています。かなり組手が激しいらしいのです。はっきり言ってビビっていました。我々がの試合の前に2組の試合がありましたが、怪我したり、顔が腫れたりしていました。オッカナイと思いましたが、私としては、怪我が怖いというよりは、普通に試合前の緊張感に包まれておりました。NAOさんは大嫌いな形が終わって大好きな組手です。ワクワクしていたそうです。
さておきまして試合です。
先鋒はNAOさん。始まってしばらくして、主審に止められたあと、NAOさんが戻ってきて、崩れ落ちました。とりあえずドンと私で腰をトントンしました。(私は拳サポで、裏拳打してましたが(笑))副審の方も心配そうに見ています。
その状況を見て、副審の一人の方が、相手チームの方に反則判定を出しました。
「やりやがったなぁ~喰らえ!!」
と上段突
技ありを1つ取った関係で、判定勝ち!!やったね!!
さて、中堅は私。あっという間に終わってしまいました。折角NAOさんが勝ったのに申し訳無いです。
相手の方、きれいな中段突きです。基本ですが案外これってむずかしいのです。
これは喰らわなかったのですが、中段回し蹴りを二度喰らい負けてしまいました。
WEB担当の役得で、普段こういう不名誉な写真は載せないのですが、自戒の念とお勉強のために、嫌だけど載せておきましょう。
中断回し蹴りは死角なので見えないと良く言われますが、いつも「見えるし避けられるじゃん」と思っていましたが、「見えないし避けられません」でした。蹴りで極めるならスピードが大事と最近思っていましたが、その通りみたいです。とても参考になりました。私もこんな蹴りを出せるように頑張りたいです。ホント。
先日道場で、珍しく「足払い講座」がありました。柔道の経験もあるドンは、それを必殺技にしようと決めていて、その通り投技の連発でした。相手の方は意外な攻撃にペースを乱されている感じでした。
サッカーで言えば後半戦40分頃でしょうか?相手方の回し蹴りが有効となってしまい、残り少ない時間で何とかしようと思いましたが、判定負けとなってしまいました。
ま、負けた.... |
負けてしまいましたが、折角なので、記念写真。
未だに私は、こんな凄い舞台にいたという実感が無いのですが、本当に良い思い出になりました。
その後は昼食を獲り、午後の高校生の試合や、組手の全国大会の神奈川代表の試合を見ました。
神奈川代表の方って、案外激しいと思いました。まぁ県大会で見てはいましたが。
そして、にし先輩も交えて中原に戻り「はなの舞」にて反省会。
NAOさんは組手で勝ったので、反省会と言うより、「NAOさん劇場」になってしまいました。
無茶な挑戦にも関わらずいつも通り指導して下さいました師範、応援に来てくださった方々、県の強化稽古で、指導して下さった石原先生、高見先生、丸岡先生、本当にありがとうございました。
編集後記
はっきり言って、今回ほど書きたく無かった事は無いのですが、大人とか社会人をやっていると嫌だからやらなくて良いというわけには行かない場面が多々あります。実は酒気帯びですが描かせて頂きました。(その割にいつも通りな書いている感じですが。)
私の辞書に「あきらめる」という言葉は載っていません。いや人生普通に生きていこうとすると色々な要素があるので、ケースバイケースで、諦める事が必要な場面も多々もありますので、生命保険やクレジットカードの定款のように、読めないくらい小さく書いてありますが、基本的には存在しません。つまり、まだ辞めるつもりはありません。
それはさておき、この後は8月に仙台で行われる小中学生の全国大会です。
今年も、ウチの道場から数人出場します。ガンバレ!!