今週の日曜日は、おなじみ平塚・神空会の通常稽古と、強化稽古にお邪魔してまいりました。
いつもの、 青少年会館。9:30-12:00通常稽古です。
半分ビッチリ基本、平安形、最後に得意形一回、組手は基本一本組手、ステップを使った組手の練習でした。
MAIKAの引率のSHIOさん。
「引率の父兄」では物足りず、参加してしまうところが偉いのです。
BOSS.AIがかなり指導されていました。
「本日のSHIOさんの鬼面」
さて、午後です。なでしこ小学校で13:30-17:00
平安形をもう一度一通り確認、次に丁寧に選定形、組手は何度も自由組手の練習でした。
体育館は広いですね。
何やら打合せ(議論?)
午後は、全国大会向けの稽古です。
しかし全国大会出場者がこんなにいるなんて、恐ろしい....じゃない、素晴らしい道場ですね。
もうこの頃になると、オジサンの場合、足が自分の意思どおりに動かなくなります。
丸一日です。キツイです。午前中だけでも辛いのに午後もビッチリです。MAIKAは午前中でダウンしたそうです。
「そうです」って何?ですって?
いや、まるでその場に居たように書きましたが、私は今回参加しておりません(汗)。内容は師範から聞いた事と前回の経験にさらにアドリブを混ぜて、さも自分で見たように書きました。(>ダメでしょう!)
それはさておき、私がいなかったために、KANちゃんが、レポート提出する事になってしまったようです。
主に3姉弟が指摘された事を中心にまとめたようですので以下に掲載します。
大事な事が沢山書いてあります。普段の稽古でもよく師範に言われている事もありますね。
時間のある人は、熟読しながら、動きをイメージすると良いと思います。
==以下KANちゃんレポート==
<基本>
- 前足が先に開いてから前進している。動いて良いのは後足になって張る時。
- かかとが浮いている。つま先中心になっている。
- つま先で回転している。基本的に回転中心はかかと。
- 蹴上、蹴込の足指は甲側へ向ける。(蹴る前に指も準備しておく)
- 受け、突きなどの挙動前に準備をきちんと大きくする。
- 基本、型に共通して「頭の高さを変えないこと」と「身体の軸を真っ直ぐに保つこと」が大切。
<型>
■平安初段
- 基本と同じく運足を正しくすること。
- 技を極める(止める)。続けるところは極めてから直ぐに動きリズムを大切にする。
■平安二段
- 2挙動目は、左手は直線的に引き寄せ、右手は弧を描くように回転させ拳を肩の高さ(相手の突きの肘を受ける位置)へ移動させる。
- 7挙動目の中段蹴上と上段裏拳打ちの土台を作る時、頭(軸)を動かさない様に真下へ足を半歩寄せる。その時軸足の膝を少し曲げ右足は土踏まずを軸足に着ける。
- 内受けの連続時は体の軸がブレないように気を付ける。
■平安三段
- 2、3挙動に入る時、しっかりと手を交差させてから受ける。(準備を大きくする)
- 18挙動の右手は掴む動作なので掌を立てずに真っ直ぐにする。(甲を上)
- 18挙動の左中段突きと19挙動の右足の寄せは少し間をあけ貯めをつくる。
■平安四段
- 3挙動目は右胸のところで(経由させて)手を交差させて蹴りを受けにいく。
- 二段と同じで、蹴上をするための土台を作る時、軸足に土踏まずを着け、指先を上げる。
- 13挙動の前蹴りの後の飛び込みは遠くに着地しようとせず一歩飛び込む。
- 14、18挙動の掻き分け受けの時、交差させた手を胸に着けず、肘の位置を動かさない。
■平安五段
- 3挙動の水流れの構えに入る時、突きと引手を同時に動かす。
- 3挙動の時の両肘は90度に曲げたまま四角を描くようにする。
■鉄騎初段
- 2挙動目は足を高く膝を抱え込み、アーチ型に回して強く着地させる。
- 波返しは足の裏が上を向くようにする。(太ももに足裏を着けるのではない)
- 腰をしっかりと回しながら、膝は動かさないようにする。
■抜塞大
- 切り返しは自分を有利にするために素早く切り返す。この時逆半身になるので腰を回せるように腰幅を調整しておく。
- 最後の後屈立を90°動かす時はかかとを少し浮かせつま先を滑らせるように行う。(軸足はかかと中心に回転する)
<組手>
- 前足が内側を向きすぎている。(前を向いていない)
- 技を単発で終わらせない。
- 蹴りを受けるときは相手の死角に回りながら受ける。
- 約束組手では相手の足の位置に自分の前足を合わせるのではなく、邪魔なら割って入るくらいの踏込をすること。
<感想>
普段一日中練習をすることがないためとても疲れました。面倒に思い体力づくりを行って来なかったからです。
心を強く持って、今更ですが全国大会に向けて少しでも改善できるように練習に取り組みます。
平塚神空会の皆さんは私たちに比べて汗をかいておらず、それだけいつも練習をされているのだなと思いました。
今回もたくさんのご指導をして下さり本当にありがとうございました。
==以上KANちゃんレポート==
基本のところの、「準備」というのが、今ひとつ私はイメージ出来ません。今度質問してみましょう。
抜塞大の切り返しは、一度相手の拳を受けつつ威力を落とさせ、もう一度しっかり受け直すという意味もあるそうなので、確かに素早さが大事ですよね。(素早くやると私なんぞは、雑になるので本当に難しいです。)
....とか私が感想を言い出すと、キリが無いのでこの辺で。
強化稽古は今後まだ続きますので、また機会がありましたら掲載致します。
それではまた。
よくレポートまとめましたね。
返信削除頭では分かっていても正しい言葉で文章にするのは難しいものです。
あれだけ長時間の稽古で、メモを取らずに間違いなく記録出来るとは、さすが泳ぎは苦手だけど歴史が得意な栞楠さんです。
自分の克服すべき課題も解決策も分かっているのであとはやるだけですね。
大会まであと二週間になりましたが、出場者の皆さんもこのレポートを読み返して頑張ってください。