2015年8月10日月曜日

小中学生全国大会by静岡 20150801-2(詳細編1・監督編)


遅くなりましたが、全国大会の詳細編1です。
私は行っていないので、細かい事は書けません。(絵を見て一言な感じで適当に書けば書けなくも無いですが、多分怒られます)
そんなわけで、今回はAN先生が書いて下さいました。写真の配置もAN先生です。
(ちなみに、元の文章はワードでした。写真は加工しましたが、文章は元の体裁(段落とか行間とか....)をそのまま載せています。)

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まずは、小学生低学年団体戦。形は、1次予選敗退でした。
TAKUの「始め」で開始するよう稽古してきましたが、本番では、主審が「始め」の号令!?
緊張も加わって、1挙動目がバラバラに。そのあとは、まずまずの出来だったが、最初のバラバラで勝負が決まってしまいました。主審の「始め」は、コートの全チームに言っていたので、条件は一緒。大きな大会で落ち着いて演武する難しさを改めて感じた試合でした。

(いつもの稽古の時と、顔つきが違います、カッコイイ?!)

次は、小学生低学年団体組手。2回戦敗退でした。
一回戦突破!2回戦へ。2回戦の相手チームの実力では、上と思われましたが、一回戦を突破した自信と勢いは、止まりません。口の中を切った先鋒(HIRO)、鼻血を出した中堅(TAKU)も、泣くこともビビることなく前に出ました。
そして大将(KENTARO)は、唯一!勝利を収めました。結果として試合には、2-1で負けてしまいましたが、実力を出し切った良い試合でした。

(先鋒HIRO、前に前にグイグイ行きます)

(TAKUも善戦、このあと流血!!)

(大将KENTAROU、2回戦で唯一の勝利!!)

次は、個人種目。
MAIKAは、個人形、組手とも一回戦敗退でした。
サブコートで、大粒の汗をかきながら一人で練習していました。立派です。昨年のお父さんに連れられてイヤイヤやっていた時とは、大違いです。この一年で実力をかなり伸ばしました。組手も実力を伸ばしていて、スピードと力のある刻突きで勝てると思いましたが、力が入りすぎ(綺麗に入りすぎ?)反則をとられたところで、微妙に試合の流れが変わり、逆転負けしてしまいました。
負けてしまったけど、自分の得意技を何度も出して負けたので、よい試合だったと思います。


(MAIKAの平安4段、スケールの大きい形でした)

(得意技の刻突きで相手を押しまくります)

KANは、形で2回戦敗退でした。
全体として完成度が高い故、日常の稽古で師範以外は、なかなかアドバイスを出来なくて申し訳なく思います。
そんな中でも腐ることなく、遠くから電車に乗って稽古に通い続けたのは、本当に偉いと思います。
昨年の決勝で抜塞大の点数が伸びなかったので、観空大にしようか迷いながら稽古を続けてきましたが、結局、今までずっと稽古してきた抜塞大で準備してきました。
判定は、僅差の判定でした(個人的には、勝ったと思いました)。時の運としか言いようがないです。
試合後、大金先生のアドバイス、有り難かったですね。

(2回戦の平安4段、後ろで師範も見守ってます)

TAKUは、形は2回戦敗退、組手は3回戦敗退&でした。
大会直前のケガのせいで、最後の追い込みが出来ず残念でしたが、我慢しながら、力を出し切ったと思います。形も組手もスピードは、まずまずでしたが、細かいところの癖が勝敗を分けました。
まだ3年生なので、次の大会までたくさん稽古して、リベンジして欲しいです。
(2回戦の平安5段、いつになく真面目です)

(得意の逆突き、狙ってます)

 HIROは、組手(1回戦敗退)でした。
前日の団体戦の勢いを個人戦でも発揮してくれました。
前に前に!と出て行く良い組手でした。勢いでは圧倒していましたが、あと一歩のところで負けてしまいました。TAKUと同様、小さな癖が審判へのアピールに影響し、勝敗を分けたと思います。
この悔しさを忘れずに稽古に取り組めは、来年は良い成績を収められると思います。
(いつもの優しいHIROじゃない!気合いが違います)

KOUTAROは、形で一回戦敗退でした。
地道に空手の稽古に取り組んだ成果が、大会直前にでてきて実力が伸びました。1回戦での敗退ですが、引き分け2回の末、主審判定での勝敗です、気の充実した良い形でした。
全国大会で茶帯ながら黒帯を苦しめたことを自信として、更に躍進してもらいたいです。
(気合いの入った形(師範のブログから借用))
   IBUは、組手(2回戦敗退)でした。
部活と空手に頑張りすぎて怪我をして、途中、稽古がほとんどできなかったのが残念でした。
技に力強さとスピードが徐々に付いてきました。組手では、自分なりに考えて組手をしていたと思います。2回戦敗退でしたが、2試合とも自分のスタイルを崩すことなく頑張った良い試合でした。
これからの稽古で、あと1つか2つポイントの取れる技や駆け引きを身に付ければもっと良い成績が残せると思います。
(全身をフルに使った、思いきりのよい刻突き)


総括して、今年の中原支部の子供達は、良く頑張ったと思います。
昨年は、選手が大会の雰囲気に呑まれてしまい、自分を見失ってしまった部分がありました。今年は、その反省を踏まえ、とにかく自分の得意技を出させることを目標にしました。
KANとMAIKA以外は、初出場でしたが、それぞれ自分の技を出す(=今の実力を出し切る)ことができたのではないでしょうか。
勝ち負けは、時の運なので余り気にしなくて良いと思います。(でも、負けた悔しさは、忘れてほしくないです。厳しい稽古を頑張るパワーになるので。)
肝心なのは、今まで稽古してきた形、得意技を力一杯出せたかどうかだと思います。それで負けたのなら素直に負けを認め次に向かって稽古に励めば良いと思います。
しかし、自分の本来の実力、得意技を出せずに終わってしまうと、不完全燃焼となり、得意技を出せば勝てた相手だったのに・・・と、後悔、愚痴だけが残ってしまいます。
体格やトップスピードは、強い選手とそんなに変わりません。
しかし、形、組手とも瞬間的なゼロから100への爆発的なパワー、自分の技をコントロールする部分でまだ向上すべきところがあると感じました。

以上、監督として間近で試合を見て感じたことを徒然なるままに書いてみました。

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どうも有難うございました。
全国大会の話はまだ続きます。別な視点から見た版です。って、前回のコメント欄にさり気なく予告が....。
近日中に公開します。
それから今回私が本文を書いていないだけに、久々に文末にアレが出てくるかも知れません。

※2015/08/11 AN先生の文章で末尾の「しめ」の部分が最初の投稿で抜けていました。すみませんでした。

1 件のコメント:

  1. レポートありがとうございました。そして二日間監督ありがとうございました。
    動画も見ました。組手はみんな技が入ってましたね。勝ってもおかしくない試合ばかりでしたまた、ほんのチョットの差でしたね。
    形も形もスピードやキレは全然負けていなかったと思います。
    なによりもみんなの表情が素晴らしかった。
    今までやってきたことは間違いではなかったと確信しました。
    これからも宜しくお願いします。

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