2023年5月4日木曜日

神奈川県空手道選手権大会 20230416

2023年4月16日(日)に全国大会出場選手選考会 神奈川県知事賞 神奈川県空手道選手権大会が伊勢原市総合体育館で開催されました。


前日の雨も上がり穏やかな春を感じる空模様でした。


選手、審判、係員、保護者全員集合して、朝のミーティングから始まりました。


師範の挨拶に続き、監督、応援団長の声掛けがありました。

その後、選手は準備体操です。体を大きく動かして目覚めさせることを意識します。

基本稽古、平安形、組手と一通りをできる範囲で行いました。


試合が始まります。

午前は形、午後は組手の試合でした。


アイリ

試合前の稽古を休むことなく一生懸命に取り組みました。これまでのアイリからは想像できなかったくらい成長し、顔つきも振る舞いも空手家になってきました。

形は決勝戦からです。力強くきれいな抜塞大でした。思ったよりも点数が上がりませんでした。スピードが今後の課題だと思います。これからもたくさん練習してスピードをつけていきましょう。


組手もたくさん練習してきました。相手を怖がらずに攻撃をすることができ頼もしいです。準優勝です。優勝した選手との差は無いと感じました。全国大会に向けて更に練習していきましょう。



ハルノ

塾や他の習い事で練習量は少ないながらも丁寧に稽古してきました。自由組手の経験がほとんどない状態での県大会です。怒られてなのか、できないことに悔しいのか分かりませんが、泣きながら稽古をしてきました。

形は1回戦、得意としている鉄騎初段で黒帯の選手に勝ちました。すごい!決勝戦の慈恩は丁寧できれいな形でした。



組手はまだ怖さがあるようで踏み込み切れませんが1回戦を勝ち上がりました。2回戦では優勝した選手との対戦で少しレベル差がありました。泣かずに稽古できるようになるといいですね。


ユナ

塾ですべての稽古に参加することができませんでしたが、その中でも家族にサポートされながら練習してきました。

形は1回戦、苦手な平安二段でしたが、大きくスピードのある形で勝ち上がりました。決勝は慈恩、良い形でしたが思ったよりも点数が上がりませんでした。下半身の弱さでしょうか。


組手はどんどん勝ち上がります。決勝戦は何度も優勝経験のある選手が相手です。待ち拳の相手にどのような試合をするかタクト先輩からアドバイスをもらい実践しました。カウンターを取られてしまい準優勝でした。全国大会では待ち拳対策もして挑みましょう。



ユウスケ

2週間前の出稽古で右足の親指を負傷しました。その後稽古に来ることなく前日の稽古だけで本番を迎えることになりました。前日の稽古では練習不足が明らかで、指導員に怒られながら稽古をしました。

形は1回戦、平安二段で勝ち上がり決勝です。決勝は慈恩、稽古不足でよろけることもありましたが、低い立ち方で力いっぱいできました。3位です。全国へ向けてしっかりと練習できるといいですね。もっと良い結果が出ると思います。


組手は前日足が痛くてできないと言っていましたが、形試合の後に出ることを決めました。相手の間合いに入ってしまい有効をとられてしまいましたが、下がることなく攻めていきました。相手との距離感を意識できるといいですね。


タクマ

初段の昇段審査前から空手のスイッチが入りました。できないとあきらめることなく、やろうとするタクマの姿を見て、泣いてしまいそうになることが何度もありました。

形は1回戦、平安五段です。判定は相手の反則負けでしたが、反則がなくてもタクマが勝っていたと思います。少し緊張で硬くなってしまいましたが、とても良い形でした。決勝は慈恩です。力強い形でした。


組手は攻めてくる選手でした。タクマも負けずに反撃しました。接近戦でお互いに有効が取れません。自由組手の試合経験が少ないながら健闘しました。相手が攻撃してきた時にもう少し早く反応できると良いと感じました。


レイハ

合宿で足を負傷し稽古ができない時期がありましたが、その後は一生懸命、稽古に取組んできました。試合前日の稽古でも腰を痛めてしまい試合ができるか心配されましたが痛みをこらえて頑張りました。

形は決勝戦からです。慈恩です。腰をかばい蹴りはうまくできませんでしたが、それ以外は力強く大きな形でした。3位です。


組手は強く勢いがありました。あっという間に決勝です。決勝の相手は待ち拳で、攻撃に合わせたカウンターをとられ負けてしまいましたが準優勝です。全国大会までに腰を治して思いっきり試合ができるといいですね。



中学女子団体

中学生女子団体メンバー全員が集まるのは、試合前に1回だけでした。

一週間前の神空会の出稽古ではじめて形を合わせ、3人で何度も呼吸を合わせる練習をし、途中で保護者に動画を撮影してもらい、改善点を見つけて繰返し修正していきました。

試合前も本番のコートを使い入場、開始位置、退場までの動きを確認しながら形を合わせていきます。本番は3人の力が結集し息の合った形で優勝です!すごすぎる。


組手は3団体での総当たりです。初戦、先方のホノカが相手の反則で鼻血です。試合続行が危ぶまれましたが、本人が希望し試合再開です。1ポイント返して引き分けです。先方の試合に刺激されたのでしょう。中堅レナ、大将レイハが勝利します。

2戦目は先方ホノカが相手を3回場外に追い込み反則勝ちです。中堅レナも危なげなく勝利で優勝です。個々の力が高いこともありますが、3人で短い時間の中で一緒に取り組んできたことが結果に繋がったのだと思います。おめでとうございます!


師範、先生方、保護者の皆様、支部の皆様に支えられて試合で活躍できたことを忘れずに。

他支部の皆様のご協力もありました。ありがとうございました。

全国大会に出場する選手は更なる高みを目指して稽古をしていってください。

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とまぁ、まるでその場にいて、さらに監督までしていたかのように書いていますが

....いや、いくらなんでも、そうじゃない事ぐらいわかるって?でしょうねぇ~。今回、本文をいじっていませんし。

そんなわけで、今回は監督のIKU先生に書いて頂きました。詳細にありがとうございました。

師範のブログの関連記事です↓
https://ameblo.jp/jkanakahara/entry-12799926255.html
とても良いことが書いてあります。まだ読まれていない方は是非ともお読み下さい。

私はこの日、留守番(支部稽古)していました。どうでも良い事を書けば、多分、史上初のワンオペでした。

写真は先生方、保護者の方が撮影してくださった写真を適当に選びました。

IKU先生、本当にとてもよくまとめて頂き、ありがとうございました。

「大人は省略」なので、ちょっと付け加えますと、一般部はSHIOさんが一人で今年も出場していました。最近、正座が無いというか、スマートなんですよね。見ていないけど。


2023/05/04 23:30頃 追記
このブログを公開したあと、コレを読んだIKU先生から連絡がありました。
SHIOさんの件です。
一般男子の参加者は多く、形は36人、組手は40人のエントリーがあったそうです。
シードだったり、不戦勝やらで、待たされることが多く、リズムを崩した感じだったそうです。


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