2025年9月21日日曜日

昇級審査20250914

 9月14日は昇級審査でした。

今回は、今井中学校でおこなわれました。


■技術講習会

今回は田中先生が担当されました。

いつもですが、技術講習会では自分の未熟さを思い知らされることが多いです。

今回印象に残ったのは運足の際に音を立てないことでした。

力が入ってくるとついつい、ドンドン音を立ててしまいますが、本来は音を立ててはならず、常に道衣と体の擦れる音のみしか聞こえないのがあるべき姿だと・・・。




■審査

主に基本について書きます。

今回の心配事の一つに無級の子たちが無事に昇級できるか、ということがあったのですが、通常なら3人ごとの審査を4人でまとめて行ったところ、できる子につられて無事に最後までやり抜けることができました。(たまたま人数が4人だったというのもありましたが)


ただ全体的に言うと、気合十分な子がいませんでした。

といいつつ、元気一杯気合を入れているの図
(でも気合は蹴ったところで入れるんだよ)

いつもなら何人かは気合に感心する子がいるのですが、これで気合があれば飛び級なんだけどなあ、という子が多かった印象です。





■飛び級審査

大人と子供たち含め実力で飛び級審査を勝ち取った人たちでしたので、安心して見られました。

一部の人は、飛び級審査で披露した形に物言いが入ったようでしたが
(本当は鉄騎のはずが、抜塞大を演舞した?)

問題なく昇級できました。



審査終了です。


■その他

今回は次に会場を使う団体と調整されていたようで、急いで退散とはなりませんでした。

■発表&帯交換

そんなわけで、発表と帯の交換です。



やった!!

やった~!!

以上です....いや、何か忘れている。なんだろう?ああ!!

中原支部審査結果

高橋翔     仮9級
松田理玖  9級
飯塚美麗  仮8級
遠藤美希  仮8級
庄司珠彩 8級
麻生咲 8級
佐藤光 仮7級
加納龍昇 仮7級
庄司一成 仮7級
麻生緑 仮7級
石井綾人 7級
佐藤秀紀 仮5級
髙橋良輔  仮4級
麻生遊 仮4級
飯塚丈夫 4級
イェレナ 4級
小池叶乃 仮2級
中西拓充 仮2級
箱崎成     2級
松田正晴 2級
新井奏叶 1級
田邉百合 1級
土橋瑞貴 1級

☆は飛び級。

2025年8月21日木曜日

暗闇稽古始めました20250729

ここ最近、いや数年前から「暗闇エクササイズ」が流行っていますよね。

暗闇で格闘エクササイズをしたり、自転車を漕いだりするアレです。

少子高齢化の昨今、深刻な道場生の減少の改善と収益健全化のために、当道場では、「暗闇空手」を始めました。

とりあえず、試験的に火曜日の稽古場で実施してみました!!


....そうそう。新規会員獲得のために、新業態「暗闇空手」

....

....

....っておぃ!!んなわけあるか!!!(>いつもの自己突っ込み!)
(非営利なので、業績とか無いし)


さて、

話は前後しますが、 全国大会目前の7月29日(火)、稽古開始前に停電状態になりました。

電設関係に詳しい...というかプロのTAKEさんが、ブレーカを確認。大元がおかしいのではという事になり、職員室に。工事が必要との事で、その日は絶望に。

暗いのはともかく、扇風機やスポットクーラーが使えないのはきつい。ですが、ここで諦めるウチの道場ではありません。そこはブレません。

そんなこんなで窓から差し込む夕暮れの薄明りの中、30分ほどバタバタした後で稽古開始

TAKEさんが投光器を持ってきてくださり、大人の人達がスマホのライトで照らしました。

幻想的?、非日常的な雰囲気の中、特別メニューの稽古となりました。

気合と根性で続けるも、やはりこの猛暑、かなり暑いです。

画像編集ソフトで少し明るくしてみました

結局稽古は30分ほどで切り上げました。大会も近いので自主練ということになったのですが、みなさん帰る様子もなく稽古していました。

しかも、なんだか皆、いつもより集中して稽古に臨んでいました。

非日常によりテンションが上がったのか、それともこれが「暗闇○○」の効果なのかはわかりません。どちらなのかどうしても知りたかったら、何度か暗闇稽古をやってみればよいのでしょう。

以前に読んだ我が団体の創始者である船越義珍先生の半生のを書いた小説では、夜に暗がりで稽古している様子がありました。元々人目を忍んで密かに稽古するものだったようです。まぁ、薩摩藩に武装解除されて武器を取り上げられて、素手で戦う必要から始まった武道だからなのかもしれません。

個人的には、コロナで稽古が全面中止になり、でも呑気に休んでいる場合ではない事情があり、夜多摩川の河原で一人で稽古した事を思い出しました。(え?一緒にするな?写真まで載せるな?ごもっともm(__)m押忍押忍)

2021年9月某日多摩川河原。光り輝いているビルは二子玉

船越義珍先生についてはこちら(Wiki)↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E8%B6%8A%E7%BE%A9%E7%8F%8D

師範の関連ブログはこちら↓
https://ameblo.jp/jkanakahara/entry-12919531808.html

以上、「暗闇稽古始めました」....じゃない、「全国大会目前の稽古で停電した件」でした。

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Photo:YusukeDai-Mama
Spetial thanks:YusukeDai-Mama,Sensei-E

2025年8月18日月曜日

第67回 小中全国大会20250802-03【後編 監督の所感】

さて、監督のAN先生にコメントをお願いしましたので掲載いたします



愉快な中原支部?

大会初日、ホテル6:10発。体育館が開場される前に外でウォーミングアップする時間も考えて設定されました。皆?早くロビーに集まり、6:10より数分早く出発できました。なかなか良いペース。しかし、ここで事件が。

車内の何処からか「タイソンいる?」


♬:大会出ようとバスで出かけたら、選手を忘れて愉快な中原支部(サザエさん風に)


歌っている場合では、ありません。愉快でもありません。なみ平さんに「ばっかもーーん!」と怒られます。タイソンファミリー、全部忘れちゃいました。中原10大ニュース確定です。タイソンパパ、ママに連絡しつつ、ホテルに戻り、無事乗車。

 2日目は、出発前にしっかり点呼をしたのは、言うまでもありません。

 


1日目、2日目とも会場に着くと、体育館が開場されたときに速やかにコートを確保できるよう体育館入口の列に並ぶグループと選手のウォーミングアップをサポートするグループに分離。父兄会によるスムーズかつ完璧なサポートです。父兄会も全国大会慣れしています。

 


では、試合の様子です。まず個人戦から。

タイソン

形 いつも通り力強い形を打つことが出来ました。危なげなく勝ち上がっていきましたが5回戦、決勝まであと一歩のところで敗退。決勝まで勝ち上がるには、力強さに加えスピードも必要と痛感です。

組手 初戦敗退。試合開始早々に技有をとり、このまま行けるかと思いましたが、やや遠い間合いから入った連続技を見切られ合わされてしまいました。適切な間合いと連続技の1本目の強さを上げていきたいところです。

 

リンタロウ

形 力強く、よく集中できていたと思います。対戦相手が上手な選手であることは調査済みで、気合十分で臨みましたが、壁は厚かったです。力強さを優先するあまり、全体のバランスが崩れてしまうところがあるので、基本をみっちり体に叩き込んでリベンジです。

 

シオリ

形 スピード感のある形、気合も十分で、4回戦まで勝ち上がりました。4回戦では、騎馬立ちの足幅が狭くなってしまい、ちょっと腰高になってしまったのが残念でした。

組手 1回戦は、スピードで優っており危なげなく勝てました。2回戦は、蹴りからの追突きが上手な選手で警戒していましたが、相手の得意技にやられてしまいました。また、相手の突きが顔に何度か当たったことで、ちょっと腰が引けてしまったのも悔いが残ります。勢いよく詰めてくる相手にビビらずに前に出ることができるよう頑張ろう。

 

ユウスケ(小)

形 スピード感もあり力強さもあり良い形でした。4回戦敗退でしたが、わずかな差だと感じました。小学生高学年になると、細かな部分、上半身と下半身のタイミングの一致、無駄な動きの排除等の更なる向上が必要と思いました。

 



コトノ

形 スピードは、互角でしたがやや腰が高かったように見えました。朝のウォーミングアップからちょっと時間が開いてしまったのもマイナス要素でした。修正すべきところは、理解できていると思うので、あとは数をこなすのみです。

組手 気合は十分でしたが、相手の上段突きが何度か顔に当たり、ややパニックになっている間にやられてしまったという感じです。顔に当てられると前に出れなくなってしまいますが、それでも顎を引いて前に出る勇気、経験を積んでいくしかないと思います。

 

リュウタロウ

形 力強さでは負けていませんでしたが、後屈立ち、騎馬立ちの精度が一歩及ばずという感じでした。形は、まだまだ発展途上なので、地道に稽古すれば問題ないと思います。

組手 1回戦は、下半身も安定しており危なげなく勝利。2回戦は、スピード勝負でしたが惜敗です。攻撃時の踏込みがなく、ややその場突きのようになってしまいましたが、間合いの詰め方、相手との駆け引き等、試合の経験値の差だったと思います。経験を積めばまだまだ強くなるので、経験値を効率良く増やせるよう考えながら稽古していこう。

 


ユナ

形 スピードはまずまずでしたが、下半身が不安定でした。緊張していたのか、全体的に腰高になってしまい、軽い形になってしまいました。

組手 2回戦からでしたが、初戦に負けたらどうしようと、かなり緊張していましたが危なげなく勝利。3回戦の相手は、1本技ベース、スピードのある選手だったので、とにかくスピードで負けないようにと送り出しましたが、前にでる力強さが一歩及ばず負けてしまいました。形も組手ももっと下半身を有効に使えるようになれば、もっと上のステージに行けると思います。

 

イブキ

形 1回戦は、やや緊張している中で力強い鉄騎で勝利。2回戦は平安弐段で敗戦となってしまいました。後屈立ちで相手との差が出てしまったように感じました。下半身も強く、パワーは十分ですが、まだまだ粗削りなところがあります。荒削りの部分=伸びしろなので、技の精度を上げていこう。

 

ヨウ

形 コートの配置上、近くで見守ることができたのですが、初戦は、表情もかたく緊張でガチガチしていて実力が発揮できるか心配していましたが、結果は勝利。2回戦は、1回戦に勝利し緊張もだいぶとれていたと思いますが、平安四段で負け。僅かな差でした。後屈立ちと細かい部分の精度向上が課題と思いました。

 

ユウスケ(中)

形 力強くスピードもまずまずです。上半身に力が入りすぎて下半身が力負けしてバランスが崩れることがあるので、その点をアドバイスして送り出しました。順当に勝ち上がっていきましたが、4回戦敗退、惜敗でした。やや上半身に頼ってしまうので下半身を強化してバランスをとればもっと上位に食い込めると思います。

 


団体戦です。

小学生低学年 形(タイソン、リンタロウ、コタロウ)

 個人戦の監督で、団体戦のウォーミングアップを見ることはできませんでしたが、お父さん、お母さんにウォーミングアップしてもらい、準備万端で臨みました。連合チームなので、なかなか3人で合わせる機会も少ないなかで頑張りました。決勝進出には、あと0.1点足りず、予選敗退。もう1回やれば、0.2点位伸びそうですが、大会は1発勝負です。その1回のチャンスに集中することの大切さ、難しさを小学生ながら感じてくれれば、今後、もっと飛躍してくれると思います。

 



小学生低学年 組手(タイソン、リンタロウ、コタロウ)

 中原支部としては、最後の試合です。応援団も自然と力が入ります。選手たちも、気合十分です。オーダーは、県大会から不動の先鋒タイソン、中堅リンタロウ、大将コタロウで臨みました。3人とも後ろに下がらない良い組手でしたが、わずかな差で負けてしまいました。

 


 

次は、11月の関東大会です。反省点を克服し、良いところはもっと伸ばし、関東大会では中原旋風を巻き起こそう!


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以上AN先生のコメントでした。

今回の写真については、試合中の写真が少なかったのと、その他の理由により適当に「思い出」的に配置しました。文章と関係あったり、無かったりします。

どなたかにレポートをお願いした場合、ココの芸風(?)....いや、作風に合わせて脚色等することが多いのですが、前編と併せて今回はあまりしておりません。

前回の内容と今回の内容では、重複もありますが、ご了承ください。

師範のブログの関連記事↓
https://ameblo.jp/jkanakahara/entry-12921879493.html


「タイソン、ホテルに忘れられる」

今年10大ニュースの集計があるならトップレベルですね。

(または、「波平、ばっかもーん!!案件」)

ちなみに私は波平さんより年上です。色々な意味で時の流れが怖いと思ってしまいます。

ユースケ達を、大小で識別する場合と、中小で識別する場合が混在して道場的に統一されていませんが....どっちでも良いです。

さて、これからはAN先生のおっしゃっている通り、関東大会がありますし、加えて、親善大会、関八州、熟練者、市連秋季大会、支部大会などなど、秋から冬にかけて大会のラッシュとなります。頑張ってまいりましょう。


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Photo:Shihan,Player's parents
Spetial thanks:Sensei-An, Kamo(Papa)