2025年6月9日月曜日

昇段審査20250608

 6月8日は昇段審査でした。

場所はいつもの伊勢原体育館です。

結果はなんと全員合格です。県大会で団体戦を一緒に戦った、T支部のコタロウも合格しました。

リュウタロウ、イオタ、ソウマは初段です。

マスさんとユナは弐段です。

おめでとうございます。

合格発表は、ウチの支部が後の方だったので、関係者みんなドキドキでしたが、良かったです。

会場はとても暑く気分が悪くなる人もいました。(窓が少なくて、この時期とても暑いのです)

講習会は井村先生から冗談も飛び出すなど、和やかな雰囲気でした。受講者以外立ち入り禁止なので、詳細は不明です。

イブキは、今回審査は受けていませんが、講習会に参加し、さらに今回審査の人たちをサポートしてくれました。

やった、やった!!
(編集側としては、画的に「キャッキャ」と飛び上がって喜んでほしい(笑))

師範のお話です

以上、簡単ではありますが、昇段審査の様子でした。

あらためて、皆さんおめでとうございました。

何ですって?いつもより投稿が早いですって?
諸都合により県の昇段審査は、ディープな情報が書きにくいので、結果早いのです。

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Photo:KAMO
Spetial thanks:Mai

2025年5月31日土曜日

昇級審査20250525

 5月25日(日)は昇級審査でした。

毎回都筑支部と合同で、場所は今井中学校でしたが、今回は都筑の川和中学校で開催されました。




最初に田中先生からお話がありました。
  • 以前は中原支部と都築支部の交互に昇級審査実施していたが、受験者の増加により、川和中学校では手狭になり、毎回今井中学校で実施することが基本になった。
  • 最近は少し受験者数も落ち着き、双方でできるようになったのでまた交互に実施していきたい。
  • 普段の稽古と違う場所で練習したり試験を受けたりすることで、普段と違う気づきがあり、成長の機会になる
  • 勿論、普段と同じ場所で稽古を続けて成長できることが一番大事だが、是非こういった成長の機会を大事にしてほしい。

ありがとうございます。このブログ的に冒頭で説明すべき事を全部説明して戴いた上、さらに良いお話も戴きました。

まずは準備体操です。


技術講習会

今回は、ウチの師範の講習です。

思えば、交互に開催していた頃、中原開催では田中先生、都筑開催ではウチの師範の講習だったような気がします。


まずは中段直突きから。「直突きには空手に重要な要素がすべて詰まっている。最も重要な稽古であるから毎回必ずするのだ。これを大事にしてしっかりやる人は上達するし、疎かにする人は上達しない」
とのお話でした。

①普通の直突き
②左右・正面に腰を切っての直突き(左右に突く際は軸をそれぞれの方向の足の付け根に移動して)
③逆半身になるまで引手を取っての直突き
④自然体から前屈立ちになっての直突き


様々なバリエーションでの直突き。 また、直突きをより速くするには、

「突く方の拳は人差し指と中指に意識を集中、力を入れる。引く方の手は小指と薬指に力を入れて握り込む」

「肩~肘~拳・・ と徐々に力を伝えていく加速運動ではなく、 肩&肘&拳すべてがひとつになったようなイメージで等速運動で一気に突く」ことを意識すると、より速く突くことができるというアドバイスがありました。

直突きに続いて、揚げ受け(最初から腰を割らない)や前蹴り(上体を上下せずに蹴る)、廻蹴り(蹴上げのような廻蹴りにしない。しっかり廻す)、蹴上げ・蹴込み(太腿を内側に捻りこまない。そうすると小さい蹴りになる。四股立ちのように太腿を外側に開いて蹴ることで、しっかりと足刀を遠くに蹴り出せる) の基本稽古でした。


基本稽古の後は、中原支部恒例の「ミニ太極初段」。都築支部の子供たちの一部は、少し慣れない手順に戸惑っているようでしたが、すぐに慣れてみんなで気合いっぱいに形を打ちました。(帯色濃いめの子供たち&大人は、寄り足バージョンも含め)

お手本を見せています

何?いつもより技術講習会についての記述が細かい?気のせいです。気のせい。さぁ次行きましょう。

昇級審査

中原支部も都築支部も、子供たちも大人も、気合いっぱいに頑張っていました。

白帯の子供たちの一部は、緊張もあってか、挙動の順序が「!?」 「!?!?」 というシーンもありましたが、先生方からの、「成長を見込んでの暖かいお心遣い」により再調整の場(もう一回)を頂き、なんとか無事挙動順通りに完遂する・・・という、ハラハラ・ドキドキ・ホッ・・・な場面もありました。








自分の出番が終わった子供たちのお行儀も、(まわりの大人の「めっ」もあり)だいぶましになってきたかな・・という気がします。

全般的には、中原支部の受審者は、普段と違う場所での試験に緊張感も持ちながら、しっかりと普段の稽古の成果を発揮したのではないかと思います。


飛び級審査

飛び級審査対象者は6名で、うち5名が中原支部でした。稽古に懸命に励んだ結果が実を結んだのだと思います。

先生方を含め大勢が見守る緊張感の中で形を打つ機会は、なかなかありません。思い通りに出来たか否かに関わらず、大きな経験になったと思います。


先生方の講評

審査が無事終了し、いつも通り先生方からの講評です。毎度良いお話があるので、是非とも読みましょう。

【移動基本】AN先生より
・大人も子供も、移動・転身の際に「かかと」が動いてしまっている人が多かった
・力を伝える方向は前に向かなければならないが、つま先中心に動くとどうしても後ろに下がってしまうことになる
・技術講習会の際にも重要なポイントとして触れられていたこと。意識するようにしてほしい

【形】SUMI先生より
・形が踊り(ダンス)になってしまっている。
・形はダンスじゃない。仮想の相手をイメージして、攻守の演舞(ないし稽古)をするもの。
・形の中の挙動が「今、これは何をしているのか(どういう攻撃・受けをしているのか)」理解して打つように心がけてほしい。(分解)

【組手】TAJI先生より
・全体を通して、よくできていたと思う
・ただ、子供たちはもっと【気迫】を持って攻撃・返し技を打ってほしい
・【気迫】は子供たちには難しいかもしれないが、「相手を圧倒しようとする【気持ち】」のこと。これを意識して組手に取り組んでほしい
・大人は逆に、全体的に「力を抜く」ことを意識してほしい。「ガッチガチ」な人が多い。 (・・・おぉすおすおすおす。....>押忍は一回!!)


昇級審査後は、支部ごとに分かれて、結果発表と帯色が変わる人には、帯の交換です。子供
たち(大人もか!?)にとっては、大きな喜びのひと時です。帯の色だけが重要なわけではないですが、自分が少しずつ成長していくのが、形となって見えるのは、やはり嬉しいものですね。


編集後記

とまぁ毎度「あたかもそこにいたかのように」書いておりますが、私はシフトの都合(笑)でいませんでした。

情報提供者の方へのお願いも、色々あって事後になってしまったので、かなり大変だったと思います。ありがとうございました。(大いに反省しております)

全部終わったのが18時頃だったようです。受審者が一頃より減っているので、かなり濃い内容だったのだろうと想像します。

地上絵作成中(ちがうか?)

以上、昇級審査の内容でした。

いや、何か抜けている。そうそう。すでにSNSでお知らせがありましたが結果発表です。

中原支部審査結果

佐藤秀紀 7級⭐️
佐藤光 9級
庄司一成 仮8級⭐️
庄司珠彩 9級
麻生咲 9級
麻生緑 仮8級
石井綾人 8級
麻生遊  6級
飯塚丈夫 5級⭐️
イェレナ 5級
小池叶乃 仮3級
箱崎成  仮3級
新井奏叶 仮2級⭐️
佐藤紬  仮2級⭐️
仙波岳大 3級
松田正晴 仮2級
田邉百合 仮1級
土橋瑞貴 仮1級
升本悠人 1級⭐️
小宮隆太郎 1級⭐️

⭐️は飛び級

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Photo:Tuchi,IbuRyu-Mama,Sei-Mama,Take,Taison-Mama
Spetial thanks:Masu

2025年5月10日土曜日

県大会20250504

5月4日は県大会でした。

7時40時現地集合でしたが、今年はGW中の開催で事前に渋滞情報もありみんな6時前には出発していたようです。(遅刻して電車で追いかけた人がいたとかいないとか。)

集合後は入口正面に陣取ってアップを始めます。


黒帯の大人たちは入口に並び試合コートの確保をしました。

選手もコートに集まり、マットの感触を確かめながら開会式までアップを行います。


選手計15名 支部史上最大の人数で挑みました。

審判も6名、全コートにウチの審判がいました。(今年はキレイにバラけたのです)



試合の結果ですが、メダル獲得者は以下の通りです。

<午前中:形>

◆個人形

シオリ 3位
コトノ 3位
コタロウ 優勝
タイソン 優勝
ユウスケ(小6)2位
ユウスケ(中3)優勝
イブキ 3位




◆団体形

小学校低学年男子 優勝
小学校高学年男子 3位
中学校男子 2位



<午後:組手>

◆個人組手

シオリ 2位
コトノ 3位
コタロウ 2位
タイソン 優勝


ナニソレ?構えがカッケー

(血の)メインコート(第2コート)


◆団体組手

小学校低学年男子 優勝
中学校男子 2位


合計メダル数:16個 (※団体は1個として算出)

形:10個
組手:6個

個人組手は全体で見ると厳しい結果と言えなくもありませんが、団体ではメダルを勝ち取りました。

チームの力を合わせると何倍も力が出ることを体現できました。

「今日のソラトブ」

さらに言いますと、

タイソンが個人形、個人組手、団体形、団体組手でなんとすべて金メダル!!!4つの金ぴかメダルを首から下げてました。まさに支部発足以来の快挙です。

小学校低学年男子は、団体形、団体組手で優勝。


コタロウは稽古中泣き顔も多かったですが、個人組手優勝、個人形2位で、コタロウも4つのメダルを獲得しました!!!

リュウタロウは茶帯での出場ですが、組手の気迫がすごく、ギャラリーが「あの茶帯すげぇ」とざわざわしていたとか、していなかったとか。

中学ユウスケは、悲願の個人形優勝です。


中学校男子団体組手、中原支部最後の試合では、コートを囲んで全員で応援しました。

たなべさん、ツムギも駆けつけ、大きな声援を送り、応援されていました。

コートが6つあり、同時並行で選手の試合が進む中、監督が会場を駆けずり回り一人ひとりに対してアドバイスをし、背中を押してくださいました。

保護者も無線アプリで連携し、選手の呼び出し、写真撮影、声援、拍手など、まさにチーム中原が体現されていました

「ソレ、コレで買えますか?」(とは言っていない)

今回、残念ながら全国大会への切符を手に入れられなかった選手もいますが、県大会に向けて努力をして精一杯頑張ってきた姿勢はみんなが見ています。次こそはの気持ちで頑張ってほしいです。

全国大会の切符を手に入れた選手は、ここからがまた本番です。(いつでも本番なのですが)さらにがんばって下さい。

オレンジ色のTシャツを着た人たちがオレンジに染まっているとってもオレンジな集合写真


以上、県大会についてでした。

ヨコヤマ監督にお言葉をいただきました。

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今回、中原支部の監督を務めさせていただきました。

県大会に向けた「春の大感謝祭の復活祭」の開始にあたり、組手に関して選手と意識合わせしたのは「審判に取ってもらえる技(だけ)を出す」の1点でした。試合に向けた遠征・練習試合では、それを体現できない局面もあったように思いますが、大会当日は多くの選手が極めのある、良い技を繰り出しており成長ぶりに驚いた次第です。出場権を得た選手は全国大会に向けて、惜しくも出場権を逃がした選手は次の試合や昇級昇段に向けて、一緒に頑張っていきましょう。

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Photo:Tuchi,Kamo,Koike,Iiduka
Spetial thanks:Tuchi,Sensei Yokoyama