2024年8月14日水曜日

小中全国大会20240803-04

8/3、第66回小学生・中学生全国空手道選手権大会が開催されました。

前日の15時過ぎに現地エコパアリーナに到着。

駐車場から会場まで歩くだけでもう汗だくになるほどの暑さでした。

メインアリーナにはすでにコートも完成している状態で、選手たちはどのコートが自分の出場コートなのか確認しました。




そのあとは決起集会。

選手たちには英気を養ってもらうためおいしいものをおなか一杯食べてもらいました。本番に向けての決意表明もしてもらいましたが、その横で大人たちは燃料注入を・・・。

おいしいものを食べているの図


大人の燃料注入の図
スノ先生からお言葉を頂いている模様です


恒例・選手の決意表明



さて、試合の状況については、選手ごとの感想・課題として残しておきたいと思います。


今年の大会は監督は形試合の時にはコート横まで近寄ってはいけないことになっていたため、細かい点までは見えなかったところがあったのが残念でした。


■シオリ

形・・・3回戦。いつものように気合十分で良い形をうてました。気合は評価されていたと思います。最後の形も技術的な差はあまり感じなかったので、もっと上を目指すために一つ一つの技のスピード、キレを底上げしていきましょう。


組手・・初戦。先行して技ありをとったものの、その後連続してとられてしまいました。先行したことでいけると気がはやったのか、仕掛けに行ってカウンターや出合いをとられた感じに思います。積極的に仕掛けに行けたのはとても良かったと思いますが、もう少しフェイントを使って相手の出方を様子見できるような冷静さをもてるとよいですね。


■リンタロウ

形・・・初戦。引き分け後の再試合で、主審判定まで持ち込みました。惜しかった!十分に戦えることは実感できたと思うので、より確実に勝ちを狙えるように全体的な底上げをしていきましょう。またそれだけでなく、スピードだったり力強さだったり自分の得意技を見つけてほしいです。


組手・・初戦。開始直後に出合い頭的な蹴り技でこかされてしまったため、面食らって自分のペースに持ち込む前に極められてしまいました。リンタロウの良いところが出せず悔しい試合でした。ただ、これも経験だと思います。全体的な技術の底上げはもちろんですが、間合いの取り方も正直にまっすぐ詰めるだけでなく、左右へのステップも取り入れながらというのも考えていきましょう。


■タイソン

形・・・初戦。くじ運が悪かったとはあまり言いたくはありませんが、タイソンも良い形だったものの相手がうまかったですね。やはり上を目指すためスピード、キレともに精度を高めていきましょう。

組手・・4回戦。初戦からワンツーをリズムよく極めていき、危なげなく勝ち進みました。スタミナ温存もできていたと思います。しかし4戦目の相手は間合いの取り方がうまかったのか極まらず、打たされている状況になってしまいました。そのためスタミナが切れて刻みだけになったところにうまく合わされた感じです。

初戦からワンツーで勝ち続けられたことが裏目にでたと思うので、対戦相手をよく観察する冷静さを持ってほしいと思います。しかし4回戦まで進んだことには自信を持ってください。


■ユウスケ

形・・・3回戦。ユウスケらしいキレのある形で勝ち進みました。最後の試合も負けているとは思わなかったので、あと少しだったと思います。さらに上位を狙えるように、これまでいろんな先生から注意されてきた姿勢だったり運足など、細かな点の精度を高めていきましょう。

組手・・初戦。相手は背の高いリーチのある選手でした。相手の作戦だったと思いますが序盤に中段蹴りを出してきて、間合いを詰めにくくされてしまい、自分のペースに持ちこめませんでした。左右のステップを組み合わせて蹴り技を出しにくくさせるなど、どのように間合いを詰めたらよいのか自分なりに考えてみてください。


■総括

県大会から含めてこれまでのつらく長かった稽古を乗り越えただけあって、みんな全国大会出場選手として立派な試合をしてくれました。

全体的には悔しさの方がまさる結果ではありましたが、もう少し頑張れば上に行けそう、とも感じてもらえたのではないでしょうか。

これまでに成長した成果は今後にもつながるものですし、次へのステップにしてほしいと思います。


次の目標は関東大会。また基本稽古から一緒に頑張っていきましょう!


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以上毎度ですが、監督のMUKAI先生に書いていただきました。

師範のブログ↓


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