2024年7月24日水曜日

戸塚支部組手練習会20240630

先月末、戸塚支部の組手練習会に参加してきました。

【全体の流れ】

・主催の戸塚支部をはじめ、7支部総勢約50人が参加する、活気のある練習会でした。中原支部からは、先生方含め大人6名、子供6名の合計12名が参加。最初から最後まで組手づくしの練習会で稽古に励みました。


・流れとしては・・・ (準備運動は各自で行った上で)合間に小休止を挟みながら・・・

1) 打ち込み

 →時間を決めて、時間内に交互に技を出し合う形式での打ち込み。伊藤先生(戸塚支部)からは、「ただ単に技を出すだけでなく、試合で決めにいくつもりで間合いやタイミングを考えていきましょう。焦らなくて良いから」

とのアドバイス。試合のような心づもりで神経が磨り減るからか、序盤から結構体力を使いました。


2) 返し技

 →打ち込み練習と同じく、(何を仕掛けてほしいか相手に申告して)返し技を交互に出し合う練習。

伊藤先生からは(野球のバットとボールに例えながら)「せーの、どん で合わせに行くイメージ。相手が来てから合わせにいくのでは遅い。待ち構えて先に取りに行く。ワンツーであれば、ワンとツーの間に入れる」とのアドバイス。自分は中々タイミングがつかめず、いつも遅れ気味です・・。


3) 自由組手(審判なし)

  →審判なしで自由組手。目慣らしに近い感じですが、ほぼ試合に近い形で進めます。伊藤先生より、

「がむしゃらに技を出していくのではなく、(スピードは必要ですが)ひとつずつ技を丁寧に、決めに行くつもりで出して行きましょう」とのアドバイス。


4)自由組手(審判あり、試合形式・協会ルール)


 →1分区切りで練習試合をガンガン続けていきます。メインは子ども達。先生方が審判に入って、子供達は4グループに分かれて練習試合を繰り返していきます。途中、悔し涙(?)を流している子はいたようですが、心が折れてしまうような感じになった子はいなさそうでした。(みんな、心も体も強い!)




子ども達が休憩に入っている間、大人の練習試合。子ども達に負けないよう、心を奮い立たせて向かっていきます。(そして玉砕しまくります)

最後は、少し終了時間を延長して、子供・大人それぞれ団体戦もしました。負けチームは罰ゲームで、全力の平安初段!長丁場、お疲れ様でした・・・。



【伊藤先生からのアドバイスあれこれ】


稽古の合間に、伊藤先生より色々アドバイスがありましたので、紹介させていただきます。特に試合形式の稽古に入るにあたって、の注意点が多かったと思います。

1) 技を決めに行くタイミング 

前に出ることは大事ですが、何も考えずに焦って技を出しても、決まりません。例えば、相手が完全に間合いをはずして(すでに体制ととのえて構えて)いるのに、追いかけて何度も突きに行っても意味がなく、「崩れたところ」を狙いましょう、ということ。崩すために、フェイントを混ぜたり、ワン・ツーで終わるのではなく、もう一本すかさず追い打ちをかけたり。

2)返し技の際の目線

返し技で応じる際に、たとえば中段突きを出そうとして、どうしても目線が下になってしまう人が多いですが、「目線が下に向かっている、ということは体の軸も絶対にブレてしまっている(前傾している)」状態になっているはず。

意識して目線は相手の目に向けるようにすれば、自然と体の軸も安定して応じることができるはずです。

3)立ち方

基本の稽古の際に、前屈立ち、後屈立ち、騎馬立ち、色んな立ち方を学びますが、これはその場基本や移動基本の時だけ使うものではなく、もちろん自由組手にも活かせるのです。協会系の人は(力強い技で決める必要がある、という前提から)前屈気味に構える人が多いですが、後屈気味に構えれば、相手の技をさそって、後ろ足の溜めを利用して返し技も出しやすいし、騎馬立ち気味に構えれば、前にも後ろにも自由に重心を移せます。

ただ、後屈気味に構えるといっても、のけぞるような(頭・顔が後ろに倒れるような)体制になってはだめです。

あくまで体の軸はまっすぐに、重心を後ろに移して相手の技を誘います。

4)技が決まったかどうかを決めるのは自分ではない、審判だ、ということ

「技あり」を取る権利があるのは誰か、というと、それは選手ではなく、審判です。なので、審判に「決まった」と思ってもらえなければ、たとえ自分が「うまくいった」と思っても、審判から見て間合いや技の強弱が不十分と感じられてしまえば、技あり(有効)にはならない、ということです。

したがって普段から、間合い、強弱、正中線を取れているか(コース)を意識して、「どうすれば審判に取ってもらえるか」を考えながら取り組むのが大事です。

(これは少し余談になりますが、3月の合宿の懇親会でお話した時に、「審判目線を学んでもらうために、子供達にも稽古の中で、練習試合の審判をさせたりしている」ともお聞きしました。)

5)ポジション取りの話

試合をうまく有利に運ぶために、「ポジション取りが大事」だということです。ちょっと難しい話ですが、イメージしやすいように、自分が伊藤先生に稽古をつけていただいた時のお話をしますと・・。

先生が左足前に構えておられるので、自分が左前に構えて刻み突きに行こうとすると、先生は前に出ている手を「スっ」と閉じ気味に(左手をご自身の右下あたりに)動かし、「刻みが来たら内受けで逆突きを返しやすい」体制になり、自分が右前に構えなおすと、今度は先生の左手が開き気味に(ご自身の身体の左気味に)動かし、「刻みが来たら外受けで逆突きを返しやすい」体制に構え直されます。

こうなると、「どこから攻めても返されそう」で、ポジションだけで自分が不利な状況になり、逆に言えば先生は常に有利なポジションを取っている状況になります。(結局どう攻めていいやら分からず、蹴りに行ったところ足を刈られてスっ転ばされて一本・・・でした。)

自分の説明が下手なので「ちょっと何言ってっか分かんねぇ」という人も多いかもですが、要は「自分の有利な体制を常に作っていくようにしましょう」ということでした。これは、空手に限らず、バスケでも、サッカーでも、どんなスポーツでも重要なポイントですよ、と仰っておられました。

6)データを蓄積していくということ

普段稽古で相手をしない人との試合になると、いつもとは違う動きを経験できるので、色々試して「これは使えるな」「これはあまり上手くいかないな」といったデータをどんどん集めていきましょう、ということでした。先生から頂いた色々なアドバイスも、「そうすればだれでも絶対上手くいく」と決まっているわけではなく、「自分はこうすれば上手くいくな」という経験則を、こういう練習試合等の機会で積み重ねていきましょう、とのことでした。

ちょっと長くなってしまいましたが、せっかく色々教えていただいたので、少しでもご参考になれば・・と思う次第です。


----

いやぁ、組手練習会、しかも戸塚支部、きつかったぁ~ぶっ倒れるかと思った。

....って、私は参加していないのですけどね。(>おぃこら!!)

今回はマッスーさんにレポートしていただきました。詳細なレポート本当にありがとうございました。

言い方は悪かったらすみませんが、「三度の飯より空手(特に組手)が好き」という方が、全国にいらっしゃいます。いや、世界中かも知れません(個人の意見です)。

神奈川においても、そんな方々が有志で練習会をおこなったりしております。私も以前にお世話になった事があります。

師範のブログにも

自然と高い志がある者が集まるものです。だから質の高い稽古が出来るし、それを続けているから強くなるんですね

とあります。その通りですね。子供達にも良い稽古となった事でしょう。

師範のブログの今回の件↓
https://ameblo.jp/jkanakahara/entry-12859368422.html

戸塚支部の皆様、参加されていた他の支部の皆様ありがとうございました。

2024年7月8日月曜日

川崎市春季大会20240616~安心して下さいはいてますよ~

6/24(日)は恒例の川崎市の大会でした。


 ■会場集合

 前日の雨も上がり、会場正面玄関前に無事集合。

 正面玄関周辺には、既に他流派の団体が陣取っていました。

 中原KCメンバーも並んで開場を待ちます。


■いよいよ開場

 正面玄関が開けられると続々会場入り。

 中原KCメンバーもすぐに準備を整え、試合会場に入ります。

 ユウスケK先輩を中心に、準備体操から基本・形の確認と進め、徐々に試合モードになっていきます。



■開会式

 開会式では中原KCで1列に整列。

 人数は少ないけど、皆堂々とした姿でした。



■形

 開会式後、すぐに試合開始。

 最初の出番はタイソン、シオリです。

 ユウスケM、コトノと続き、

 最後は、ユウスケK、イブキ、ヨウ、イオタでした。

 (いつもの学年小さい順ですね)




 結果はそれぞれですが、皆精一杯頑張っていました。

 自分らしさ溢れた形ができていたと思います。

 ユウスケK、敢闘賞おめでとうございます。


 この大会は他流派との試合になることが多く、

 見慣れない形との対戦であることから、選手はもちろん見ている方も混乱していました。

 

■組手

 お昼を食べて、午後は組手になります。

 試合進行に合わせて各自アップをしなおし、いざ出番という時になってトラブル発生。

 試合前の審判チェックにて、着用すべき防具が1つ抜けていたことが判明しました。

 無念でしたが、審判の判断に従い棄権としました。


 ここで中原KCの底力を発揮!

 まだ残っている団体戦に向けて、全員で防具を手配するよう走り回りました。

 その結果、何とか団体戦前に防具が揃えることができ試合に出場できました。

 個人戦に出れなかったことを取り返すような気迫のこもった組手でした。

 出場できて良かったですね。




他流派の試合を見る機会は少ないため、私も良い勉強になりました。

選手のみなさん、1日お疲れさまでした。


----

毎度、まるでその場にいたかのような書き方をしていますが、私はここに....いました。

審判をしていて、皆さんの様子がわからないので、シオリパパにまた無茶振りして書いてもらいました。(毎度助かります。)
私のコートでは、イブキの組手しか見ることが出来ませんでした。

全員の試合中の写真を一枚ずつ載せようと思ったのですが、一部写真がありませんでした。


イブキの試合の後

カズもん「すっかりウチの団体に慣れてしまったね。ウチの団体の調子で打ったら反則になっちゃうから」
イブキ「違うんですよ。相手が反則を誘うように、(拳が出たところに当たるように)前に出てくるんですよ。

言い訳なら良いと思います。


支部SNSでの速報で棄権と書いてある選手がいたので、驚いた方も多かったと思います。シオリパパが書いてくれた通り、本来着けるべき防具を着けていなかったための失格でした。


防具不装着で失格と聞いてビックリしたあとの会話

カズもん「装着していると言い張ればよかったのに(安心して下さい履いてますよってな感じで)」

ヨウ「チェックされました。」

カズもん「ありゃりゃ」

そんなわけで、規則は守った方がよいでしょう。

まぁウチの団体は、必須のはずの胴当て(プロテクタ)を試合によっては着けていなくても、何も言われないというような文化なのですが、規則は規則です。ちゃんとした方が良いでしょう。

ちなみに、私はとある大会で中段廻蹴を体側のあばらに食らって、とても痛かったのですが、プロテクタを着けていたので、事なきを得た事がありました。

支部の結束力と言えば、防具を調達する際に、E先生が自宅まで戻って探したけど無くて、代用出来ないかと持ってきたのが、コロナ禍で大活躍したマウスシールドでした。これなら、確かに代用できそうだと思いました。(ただ、その後本来の使い方をしたく無いなぁ~という気もします。)

規則といえば、今回の大会から赤帯、青帯が必須になりました。私はそれを知らずに、開会式でウチの選手達は黒や茶の帯をしていたので、大丈夫か?と焦ってしまいましたが、みなさんしっかり用意していました。ちなみに、経過処置なのか、各コートには赤と青の紐も用意してありました。


最後に、閉会式の様子です。試合が終わったら自由解散の流れだったのですが、組手団体戦の3人はしっかり参加していました。


以上、あまり濃くする気は無かったのですが、濃くなってしまった春季川崎市民大会の様子でした。

2024年7月1日月曜日

府中練習試合20240609

さて、昇段審査がおこなわれた6月9日ですが、恒例となっております府中支部主催の組手の練習試合/大人向け形稽古が開催されました。

今回、ほぼ全員参加しているので、写真はあまりありません。
(無理やりかき集めました。)

中原支部からは、子供3名大人8名の参加です。

昇段審査とかぶってなければ参加者はもっと多かった事でしょう。

さて、今回は審判として参加しました。


練習試合については、午前午後とも1分の試合を交代して回していく形式で、とにかく習うより慣れろの世界。

審判の練習という側面もあり、主審、副審として入り続けたため、担当のコート以外の様子はほとんどチェックできまできませんでした。

担当コートは3、4年生でリンタロウが参加していました。

自分よりも体の大きな選手が多く、自由組手の経験も少ないので、こわごわとしている様子が伝わってきていましたが、徐々にではあるものの自分から仕掛けに行くことも増えてきて、慣れが重要だと感じました。

最後に感想を聞いてみると、何本がいい逆突きが決まって楽しかった!と言っていました。

その経験はきっと今後につながると思います。よかった感触を忘れないように頑張れ!


リク、イブキは残念ながら試合の様子は見てあげられなかったのですが、感想を聞くと、

リク:何度か勝ててよかった!

イブキ:中段蹴りが結構決まるようになってきた!

と、二人とも前向きな感想で何より。


三人ともに共通しているのは、やはり練習試合に参加しようと思うその姿勢が前向きな感想にもつながっているのだろうと感じました。

みんなお疲れ様。また頑張っていきましょう。


それで同時開催の大人の講習会ですが、「あっさり塩味レポート」を書きます。

今回は布施木先生にご指導を頂きました。

午前中は、腰の使い方とか、お互い押すなど、ほとんど前屈立ちに終始しました。そして、「前屈立ちすらまともに出来ていない」ということを思い知らされる....これは講習会アルアルです。

あとは、自由組手につながる意味で、基本返し一本組手をやりました。

午後は、平安形と鉄騎、抜塞大で、分解をやりました。

分解というのは、形に出てくる個々の技の意味を理解する事です。(>雑な説明)
技の意味を布施木先生が参加者に質問する場面もありました。

「平安二段の(7挙動目の)蹴上の前に半歩足を寄せるのは何故」

「手刀の親指は何故折る」

「揚受で受け手を開掌した方の手の外側に通すのは何故」

とか、「あっさり塩味レポート」では済まなくなるので、このへんにいたします。うろ覚えや、順番だけ覚えていた事の理由がわかって大変良かったです。

以上、あっさり塩味というより、単に雑なレポートになってしまいましたが、大人の稽古でした。

布施木先生、府中支部及び、参加された支部のみなさま、お世話になりました。ありがとうございました。

現地に向かう電車。しりとり大会開催中だったようです

お昼です

編集後記

「今回、アンタ審判と稽古両方参加してないか?」

ああ、不思議ですね。これぞおなじみの必殺「まるでその場にいたかのように書く」です。

組手練習試合は、ムカイ先生に書いていただきました。この「まるでその場に....」の構成の都合で編集を入れております。

大人の講習会は、代表してユリさんにインタビューして作成しました。

インタビューしたり、寄稿を依頼したり、最近編集者みたいです。(社名は「中原出版」?)

以上です。