2013年12月2日月曜日

昇段審査20131201・詳細

さて、詳細です。個人的にはかなりローテンションなのですが、そこは気合で、いつもどおり送らせて頂きます。

いつもどおりですが、今回は私が反面教師になって、お勉強出来る内容も少し含まれております。

では始めましょう。
現地入りです。ドンの複雑な表情から緊張が伺えます。

総本部指導員講習会

まずは講習会です。

前半は、「手刀特集」でした。
CS支部のMASUさんが、総本部の井村指導員に、「思いっきり手刀を叩き込んでみなさい」と言われて、実施しているところです。

そして、基本一本組手で、あいての突きを手刀受けして、その手を掴んで手刀を打ち込むという内容です。おもいっきりやるように言われ、もめないように、仲の良い人と組みなさいと言われました。
よってドンとやったのですが、相手が痛がる手刀を打ち込む事の難しさが良く分かった次第です。
この後は、講習会にだけ参加されていた、お馴染みTAKEさんとやりました。そういえば、ウンスーさんもこの講習会に参加されていました。

普段子供達に下を見るなと言っている人がこの視線はいけません。
まぁこれは下というより自分の拳先を見ているのですね。


そして、後半は形の練習。
慈恩で言えば、正しい引き手の位置、正確な騎馬立を中心に指導されました。


昇段審査


さて、審査です。
私は自分の審査で手が一杯で、ドンの審査をまるで見ていません。
写真を見る限りでは、お見事な感じです。
まず、自由一本から始まったようです。

AI(左)、KAN(右)の移動基本。コメントはありません。よく出来ていたと思います。

私の移動基本、T支部のお馴染みDOUさんも一緒です。
私が痛そうな顔をしています。痛い目に遭った覚えは無いので、何かミスに気がついたのかも知れません。
しかし、よく見ると、この3人は....

KANの慈恩。指摘されていた癖があまり出なかったと思います。本番に強いのでしょう。

AIの形。抜塞大。

やはりあまり癖が出ていません。見事です。ずっと一緒に稽古してきたからわかるのです。とにかく良かった。

そして、私。指摘されてきた癖が出まくりだったかも知れません。
さてこの写真、多分慈恩の13から14挙動の写真だと思いますが、よろしくない点があります。どこでしょう?(「顔」と答えた子!!後日縦回し拳槌打の刑に処します。)
まず足です。
右足は爪先が下がっています。爪先を上げるように摺足で前にださなくては行けません。
(さらに、左足は正面を向けるべき?)
そして、上段揚受の両手が交差する位置がこのままでは狂ってしまうでしょう。まだあるかも知れません。

この後、フィニッシュですが、一緒にやったDOUさんの形が長くて、騎馬立ちのまま待機していてきつかったです。
後で聞いたところ、試合じゃないから、直っちゃって良かったらしいです。

ドンの移動基本。
多分、蹴込か蹴揚でしょう。

そして、ドンの慈恩。
なんだか、写真で見た限りでは、余裕と風格を感じます。堂々としてます。流石。

自由組手、3人で組んで総当り、二回やるのですが、姉妹対決となりました。
すごい迫力でした。彼女達は、姉妹喧嘩をしてはいけないと思いました。

私の組手。組手の最中は案外頭のなか真っ白なのですが、後ろで見ていたDOUさんに、「もっと技を出さないとまずいですよ」と指摘されました。二回終わった後だったので手遅れでした。
そう、普通の試合みたいに、出合いを取ったりしちゃいました。

無事審査終了。実はこれ、まだ結果発表前なのです。
もう合格したつもりでしょうか?いや、「やっと終わった」という気持ちの方が強いかも知れません。

審査結果発表。今回、集計に時間が掛かり、大半の人は着替えてから聞きました。
私は、予め「全員合格」で用意していたブログの下書きの編集準備をしていたところ、誤って公開してしまい、慌てて元に戻そうと格闘していました。すると発表されるK師範の、
「今回の厳しく審査しました。」
とのお言葉で、緊張感が走りました。

初段から順に発表があります。この写真は、多分二段の発表が終わったところか、発表の終わりの方です。
笑っている人は合格した人、笑っていない人は、まだ名前が呼ばれていないか、不合格が確定した人なのかも知れません。少なくともウチの4人の顔を見れば、結果がわかるのですが、私の顔はどっちともつかない顔をしています。名前が呼ばれず、合格者の申請用紙が残り少なくなってきて、少し焦っていたときか、または発表されて「ナニソレー!!ドウユーイミ?」と思っていたときかはわかりません。

さて、記念写真。完全に私の顔から笑顔が消えました。わかりやすいヤツです。

うっとおしいので、合格者だけで記念写真。


中原支部・昇段審査結果

大橋 雅彦 初段 昇段
宮本 青依 弐段 昇段
宮本 栞楠 弐段 昇段

--
高木 一茂 再審査



昇段された方はおめでとうございます。厳しい稽古の結果ですね。
惜しくも再審査の方は、ぜいぜいまた鍛錬に励んで下さい。って私か。


この後、師範とドンと私は、保土ヶ谷駅前の中華料理店で開催された、県本部の納会に出席しました。ドンと私以外は、大半がどこかの師範で少し場違いな感じでしたが、酒が入ってしまえば関係ない感じでした。

その後は、駅でコーヒーを飲みながら、CS支部のMASUさんを加えて、「何故か」関八州団体組手の反省会をしていました。
さらにその後は、地元に帰り、反省会です。


編集後記

師範のブログ

この記事を書いている間に、師範のブログが先に公開されました。
重複する点や、同じ写真がありますが、とりあえず訂正しません。
ただ、前の記事で、「仮合格」とあったのは、「再審査」に訂正しました。

師範のブログ↓

再審査について

今回、再審査となったのは、3名でした。
あとの2人はDOUさんと、Z支部のKATAさんでした。
奇しくも全員40代。県内の「倶楽部昭和」、「オヤジのホシ」達です。(私が渋い顔して移動基本をしている写真の3人です。)
六川台小学校体育館奥のトイレ前に開設された受付所で、昇段の登録料の返金を受け取りながら、半年後の昇段を3人で誓い合いました。

今後

とりあえず、師範のブログにある「辛い立場」(と「二日酔い」)は事実ですが、ブログ書くぐらいの余力は残っていました。というか、復活が早いという感じでしょうか?最近殴られ慣れてて、打撃を受けても、回復が早くなってきました。それに近いかも知れません。(意味不明?)
まぁつまり、心の方はもう大丈夫です。ただ、物理面は疲れ気味です。昇段しても、落ちてもしばらく休もうかと思いましたが、この結果なので、迷うところです。

反省会で
ドンには、「この結果はすぐ後に続く人達(何人か顔が浮かんでいます)」に良い指標になる」
師範には、「あまり順調に行かないほうが、本人のためだ」
とまぁ要約すると、そんな感じの事を言われました。大変勇気づけられました。

丁寧に指導して頂いたのに、それが生かせない自分にも腹が立ちまます。でも、個人差はあると思いますが、「私の場合」時期尚早だったのかも知れません。
体を少し休めたら、引き続き頑張っていこうと思います。

お詫び

実は昨日は、自分でもビックリするくらい落ち込んでいましたし、動揺していました。
そして疲れ果てていました。そこで飲み放題の酒と、食い放題の食事で、少し暴走気味になってしまいました。
結果、テンションが変に上がり、他の受審者の事を悪く言ったりもしてしまいました。下衆の極み、悪魔の所業....とまではいかないまでも、武人としてあるまじき行為です。不快に感じた方もいらっしゃったと思います。この場を借りて、深くお詫び申し上げます。

6 件のコメント:

  1. お疲れのところ、早速掲載ありがとうございます。
    ですが、高木さんの結果は不合格ではなく再審査です。これは偉い違いですよ。
    実態は片倉先生の言われた通り。肩の力を抜いてあと半年頑張ってください。  

    返信削除
  2. 了解いたしました。いちいち解釈を間違えてすみません。とりあえず修正しました。
    肩の力を抜いて、頑張ります。

    返信削除
  3. ドンです。弐段の壁は高いと思いました。初段審査が終わり、弐段審査をみていましたが、やっぱりレベルの違いは明らかでしたね。そんな中でKAZUMONさんは十分頑張ったと思います。後退でもなく、立ち止まりでもなく、立派な前進です。あと一歩で目標達成です!倶楽部昭和はこんなことでは負けません。この先、KAZUMONさんの必死な取り組み、ちょっとだけの寄り道は、後輩たちの良い手本になると思います。後輩が落ち込んだ時、KAZUMONさんの経験がきっと勇気を与えると思います。その時こそ倶楽部昭和の出番ですね。また、中原支部の皆と一緒に頑張りましょう!

    返信削除
    返信
    1. なんだか、「カズモンのお涙頂戴劇場」みたいになってしまい、申し訳無いというか、情けない感じですが、なんだかそのため、あちこちから励ましのお言葉を頂きました。
      本文にも書いておりますが、先生とドンに言われた事は、泥酔していたましたが、心に響いております。なんだかまた気合いが漲ってきました。(だからって力を入れちゃダメですが)倶楽部昭和の一員として、今後も頑張って参ります。

      削除
  4. カズモン様おつかれさまでした。

    今回は我々が遠方になるロケートでしたが、井村先生の講習も得るものが多く行った甲斐ありましたよ。
    今回ご承知のよう受審しないので目立たぬ場所に引き気味にいたにもかかわらず、井村先生に「手刀はどこに力をいれるのか」Questionをピンポイントで投げられてしまいました(笑)
    相変わらず引き強いです。私。

    前回のANさんの激しい試験等も見てましたから、特に一般男子弐段以上は相当取りに行く気持ちで行かないととは思いましたが、やはりきつそうですね。
    私も受審の際は心して向かいたいかと思います。

    では春に向かって稽古ですね。共にがんばりましょう。 Oss!!

    返信削除
    返信
    1. ウンスーさん。コメント有難うございます。
      審査の前に疲れるのは辛いですが、それにしても良い講習でしたね。
      確かに講習会の引きは見事ですね。手刀の(どこに力を入れるかの)件は、ウンスーさんが「親指」と答えた後、CS支部のMASUさんが指されて、「小指」と答えて、おしまいかと思ったら、次私が指されて、おどおどと「小指」と答えたのでした。正解は両方でしたね。この質問は大人限定だったのかも知れません。しかし手刀は難しいです。相手が痛がるような貫手が出せるようになりたいところです。^^;

      審査については、日頃から師範に、黒帯とか弐段の重さを教えらていまして、理解していたつもりでしたが、予想以上でした。まだまだ甘かったかも知れません。
      心を入れ替えて、稽古に励もうと思いますが、おっしゃる通り、先に「春」がありますね。頑張りましょう。押忍。

      削除