2023年9月2日土曜日

小中全国大会in福岡 20230805-06 その3(大会ニ日目)

 大会2日目は、個人組手です。中原支部からは、中2女子レイハ、小6女子ユナ、小4女子アイリが出場しました。3人とも8:30試合が開始される枠であり、試合予定時刻は、多少の差があるものの各コートの進捗によっては試合が同時に行われる可能性もある監督泣かせのスケジュールです。

体育館が開場となり、荷物を置いて着替えてすぐウォーミングアップ。子供たちは、頭の中でウォーミングアップたくさんしたら疲れちゃって試合で力が出なくなっちゃうと思っているのかもしれませんが、朝は、関節の可動域も狭くなっているし、脳も筋肉も完全に覚醒していないのでとにかく体を動かしました。8:30試合開始、選手招集の時間も考慮すると時間がないなあと思っていたら8:00過ぎに招集がかかり、ウォーミングアップ終了。何とか体を温めることができました。


では、時系列順でいきます。

レイハ1回戦。トーナメント表で1試合目だったので、ウォーミングアップから体が冷めることなく試合に臨めますが、相手も同じこと。まだ、腰が本調子でないので逆突きやワン・ツーは、腰に負担をかけることが出来ず手足の長さでカバーする組手になってしまうのは否めません。最初に刻み突きでポイントを取り試合を優位に進められそうでしたが、そのあと、逆転負けしてしまいました。やはり、稽古不足で試合勘が十分取り戻せていなかったのが敗因と思います。ただ、万全でない中で試合に臨むことは今後もあると思います。そのような状況でも先に攻めて1ポイントとったことは、評価してあげたいと思います。


ユナ1回戦、初めて対戦する相手は、どうしても遠い間合いでの試合となってしまいます。試合中にこの間合いを調整できれば勝機があるので、とにかく突きを届かせることを意識して送り出しました。途中、左足をひねってしまい、痛くて座りこんでしまうほど。フットワークが使えなくなり、流れが相手に傾いて負けてしまうのではないかと、心配しましたが、大事には至らず、その後もユナらしい組手を展開、終わってみれば2-0の完勝でした。


ユナの1回戦が終わったら、すぐにサブアリーナに移動してアイリ1回戦です。コートの20試合目と時間が開いてしまったので、体を冷やすことなく時々コート脇に出て、突き蹴りをやって体を冷やさないように指示、アイリもユナ同様、突きを届かせることを意識すること、絶対勝つという強い気持ちを持ち続けるようアドバイスして送り出しました。試合内容は、相手にビビることなく前に出る組手でしたが、後半からやや弱気なところが出てきてしまい、負けてしまいました。空手は、メンタルな協議ダルことを再認識させられる試合でした。


ユナ2回戦。1回戦の勢いそのままに得意のフットワークからの攻撃で危なげなく2-0で勝利。このまま波に乗って上位進出していきたいところです。

ユナ3回戦。相手は、スピードもあり、逆突きが非常に上手な選手でした。相手のスタイルと自分のスタイルから中段カウンターを中心に組み立てるとユナ本人が決め試合に臨みました。この作戦がうまくは待ったのか、どうなのかはわかりませんが、僅差での勝利でした。これで波に乗らないはずがありません。

ユナ4回戦。相手は、突出した技があるわけではないものの、逆に言えばすべての技が水準以上のバランスの良い選手でした。波に乗って臨んだユナでしたが、ユナのスタイルに合わせて試合を作られてしまいました。ユナにもチャンスとなるタイミング何度かありましたが、そこを相手にすべて持ってかれてしまい、敗戦となってしまいました。

このような形で中原支部の全国大会は、幕を閉じましたが、負けてしまった選手の感想は、もう一回同じ人と試合したら勝てそうな気がする、というものであったと思います。相手の得意技、瞬発力、蹴り技の有無等々がわかれば対策できますが、それが全く分からない中で、稽古と同じ間合いで自分の得意技を出すのは、非常に難しく強い気持ちがないとできるものではありません。

関東大会に出場する選手は、この辺りを意識して稽古してもらえればと思います。


以上試合の様子でした。

記念写真。笑え~w

女子の組手は午前中で全日程が終了。

帰りの飛行機の時刻も各々だった為、今回に限り現地解散となりました。

お昼休みには、総本部指導員の演武がありました。大人の全国大会で優勝された掃詰先生の岩鶴を拝見。また、総本部指導員の先生方の椅子捕りを拝見しました。

パイプ椅子で思い切り殴りかかられているにも関わらず、パイプ椅子を破壊して相手を制する超人的な演武。大変勉強になりました。

その後、それぞれ観光や食事を楽しみ帰路に着きました。

SUNO先生は飛行機が大幅にDelayとなり、空港で数時間待たれていたようです。



いつに無くとても詳細に書かれていますが、試合中のレポートは監督のAN先生に書いていただきました。

また試合初日、二日目の試合後お話は、父兄会会長のカモさんのレポートです。

ありがとうございました。

また試合の前日を初日と表現したり、前日と表現したり統一感が無いので、
「前日、初日、ニ日目」と表記を統一させていただきました。


最後に父兄会会長のカモさんの言葉で締めさせていただきます。

審判の師範、SUNO先生、監督をお引き受け頂いたAN先生、遠方まで観戦に駆けつけて頂いたE先生、何から何までご調整頂いたSHIOさん、栃木県席に帰らず中原の選手を応援し続けてくれたシラタッキー君、遠方より応援を頂いた先生方、保護者一般部の皆様、本当に有難うございました。








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