2024年12月29日日曜日

昇段審査20241222

 今年最後の大イベント、昇段審査です。

何?前回も「今年最後の大イベント」って言ってた?言ってない、言ってない。いや言ったかな?

ともあれ、12月22日は昇段審査でした。

ウチの道場からは、史上最大12名が受けました。(弐段1名、初段11名)

その結果は....

見事全員合格です!!

おめでとうございます。満面の笑みです!!

受付の様子

神奈川県の昇段審査は、技術講習会は受講者以外立ち入り禁止。審査中は撮影禁止なので、写真はありませんが、講習会の内容は以下になります。

身長の同じ位の相手とペアになる。

①連続技
向かい合い双方騎馬立ち。
突き:上中二連突き(2本目からは一度引いて二連突き) 
受け:揚受け外受け同じ手で外受。外受けの準備を意識する。

②後屈立ちの体重移動
片方騎馬立ちにて手を広げる。
もう一人が左右開いた手に向けて後屈手刀受け。交互に行う。左右の体重移動を意識。

③前屈立ちの体重移動 片方騎馬立ちにて手を広げ、目標を作る。
もう一人は前屈立ち逆突きを目標に打つ。左右の切り返しと、踵に注意する。

④抜塞大 2・3→4・5挙動目の切り返しの練習
双方左前屈立ちにて。

攻撃は逆突き、受けは左内受け→右内受けで切り返す。
追い突きに左外受け→右内受けで切り返す。

⑤抜塞大 前蹴りに対してすくい受けの練習
38・39挙動目のすくい受けを蹴りに対して実践。
すくい受けの際、腕を高く上げないよう注意。

⑥慈恩 底掌受けの練習
お互い騎馬立ち底掌受けをぶつけ合う。前後に一歩ずつ動きながら実施。
真っすぐ出さず、受けという通り軌道を意識する。

⑦慈恩 打ち落としの練習
片方前屈立ちから一歩踏み込み追い突き。
もう一人は自然体から追い突きに対して騎馬立ち打ち落としを実施。

後半は受験形や得意形に分かれて指導員の先生方よりご指導頂く。


以上は、受審したアライさんに代表して情報提供して頂きました。ありがとうございます。



審査については、ついでにアライさんに聞いたところ、頭が真っ白で何をしてたかわからない。きっとガチガチだっただろうとの事でした。

わかります。余計なところに力が入っちゃうんですよね。

逆に頭が真っ白については、形と基本については、私ほどになると、「あ、ちょっと腰が高いかな?」、「次の挙動は気をつけなくては」とか、冷静に考えていたりするんですよね。...で、昔は撮影NGじゃ無かったので、誰かが撮影して下さった動画を見て、腰は高いは、そこの挙動気を付けて無いわ、やっぱガチガチだわで....ダメじゃん!

まぁ私のしょうのない話しは良いとして、


しかし、さすが史上最大。というか極端ですよね。昨年の12月は1名でしたし。

そして全員合格。まぁ審査前の(鬼)特訓を超えてきた事だけの事はあります。やった事は結果に繋がります。

いずれにしても、おめでとうございました。

何度か書いて来たかと思いますが、「空手は初段から」と言います。ここからがスタートだと思って、さらに精進して下さい。初段をゴールにしている人も散見されます。表面が大事なんでしょうね。まぁでも、そこは個々人の自由です。ただ、もったいないと思うのです。

以上昇段審査の様子でした。皆様お疲れ様でした。

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